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お疲れ様です〜トゲムーです☆
今年も暑い夏が到来しましたね、夏といえば高校野球。
去年は新型コロナウイルスの為、独自大会が行われましたが、つまり勝ち抜けではなく1回だけ対戦して勝敗関係なくその場で終了しました。
今年も無観客開催ですが実施されることとなり、8/10から、雨天により決勝は8/29までの日程の予定です。
関東では作新学院・横浜高・前橋育英高などが出場しますが、今回ご紹介するのは2013年に優勝した前橋育英高について紹介をしていきたいと思います。
Contents
前橋育英高校野球部の部員数と過去の甲子園優勝への道のり(2021年)
前橋育英高校野球部部員数
前橋育英高校野球部の部員数は51名。
そんなに大所帯という訳ではなく、1学年約15人〜20人弱。
選手の主な出身地はほぼ地元ですが、県内の有力選手をスカウトをしているのが分かります。
甲子園優勝への道のり(2013年を参考)
1回戦の岩国商業(山口)戦は、高橋投手(当時2年)が9人連続奪三振を含むも終わってみれば、13奪三振の快投を見せ、わずか1点差で勝利(1-0)。
二回戦の樟南(鹿児島)戦も1-0で勝利、二試合連続でロースコアで勝ったのはマグレかなと正直思いました。
そこは高橋投手を始め、守備が固いチームというのを相手チームに印象づけられたと思います。
3回戦では強豪・横浜高校に7-1で快勝。
工藤選手と高橋投手が本塁打を打ち、投げては高橋投手が1失点に抑えました。
準々決勝の常総学院(茨城)戦は、8回に0-2とリードされながらも最終回に2死二・三塁から高橋光投手が2点タイムリー三塁打を放ち、同点に追いつくと延長10回に土谷選手のタイムリーで3-2とサヨナラ勝ち。
そして準決勝の日大山形戦では、初回に高橋投手が満塁のピンチを0点で凌いだところで流れが育英に傾き、三回までに3点を奪い終盤に1点追加。4-1で決勝進出。
決勝の延岡学園は、初回に満塁のチャンスで捕手がゴロを打ち、ゲッツー、3回もチャンスを作りながら点が入らずも5回に3点をあげてそのまま1点リードを守り、1991年大阪桐蔭高校以来の甲子園初出場・初優勝を決めました👏
実はこの大会は荒井直樹監督の息子・荒井海斗選手がいました。
荒井選手の母親は野球部の寮母をしており、親子・家族での絆で掴んだ日本一の栄冠、両親に育てられて幸せなことでしょう。
この戦い方はのちに19年準優勝した金足農業(秋田)を彷彿とされる戦いに似ているなと思いましたが、共通しているのは全国制覇を成し遂げたことでしょう。
甲子園に出場すること自体、困難なのに決勝までいきさらに優勝をするには並大抵な努力ではできないと思います^^;
今年(2021年)の前橋育英高野球部について
チームのコンセプトとして「チーム作りは人づくり」ということで教育を重点的に置いた、「現場づくり」を大切にしています。
普段の日常生活から、授業態度など野球以外の時間を大切にしボランティアも月一回地域の方々との清掃活動を行い、地域の人達に愛される野球部つくりを展開しています。
常に野球においては、日本一・甲子園出場を目指して日夜練習に励んでいます。
この同校といえば、先ほど紹介した13年夏今から8年前、現西武に所属している、高橋光成投手を中心に甲子園で優勝した記憶が比較的新しい高校です。
(前橋育英高校野球部の甲子園の戦績)
甲子園成績 | 勝ち | 負け |
春(2回) | 1勝 | 2敗 |
夏(5回) | 9勝 | 4敗 |
合計 | 10勝 | 6敗 |
前橋育英は、一つのカリキュラムのところで魅力的な部分があります。
それはスポーツ学科があるところで、その甲斐もあって別の高校の練習時間よりも2-3時間ほど多く練習があるところです。
しかしデメリットもあり、休みが基本的にないこと。
たまにはリフレッシュをすることは大事だと思いますが、能力の向上に欠かせない以上毎日やりますので肉体的にも精神的に辛いかと思います。
前橋育英高校野球部の甲子園ベンチ入り予想メンバーと出身中学一覧
背番号 | 選手名 | ポジション | 出身中学(出身野球部) | 学年 |
1 | 外丸東眞 | 投手 | 群馬 桂萱中学校(中学軟式野球部) | 3年 |
2 | 阿部咲人 | 捕手 | 群馬 邑楽南中学校(館林ボーイズ) | 3年 |
3 | 佐藤大我 | 内野手 | 群馬 安中第二中学校(群馬西毛ボーイズ) | 3年 |
4 | 井上陽太 | 内野手 | 群馬 高崎並榎中学校(高崎中央ボーイズ) | 3年 |
5 | 野村慶 | 内野手 | 群馬 高崎長野郷中学校(高崎ボーイズ) | 3年 |
6 | 岡田啓吾 | 内野手 | 群馬 安中第二中学校(高崎中央ボーイズ) | 2年 |
7 | 横倉拓実 | 外野手 | 群馬 桐生広沢中学校(桐生ボーイズ) | 2年 |
8 | 皆川岳飛 | 外野手 | 群馬 館林第四中学校(中学軟式野球部) | 3年 |
9 | 西澤大希 | 外野手 | 群馬 渋川中学校(上州ボーイズ) | 3年 |
10 | 菊池楽 | 投手 | 群馬 玉村中学校(中学軟式野球部) | 3年 |
11 | 上原 真翔 | 内野手 | 群馬 安中第一中(中学軟式野球部) | 3年 |
12 | 飯島 寛登 | 捕手 | 群馬 南八幡中学校(中学軟式野球部) | 3年 |
13 | 安藤廉 | 内野手 | 群馬 高崎新町中学校(高崎中央ボーイズ) | 3年 |
14 | 野中寿真 | 内野手 | 栃木 足利協和中学校(足利シニア) | 3年 |
15 | 原嶋晃宏 | 内野手 | 群馬 富岡東中学校(富岡ボーイズ) | 3年 |
16 | 清水優雅 | 内野手 | 群馬 高崎中尾中学校(不明) | 3年 |
17 | 矢島頼我 | 外野手 | 群馬 高崎中尾中学校(高崎ボーイズ) | 3年 |
18 | 町田豪太 | 外野手 | 群馬 渋川北橘中学校(前橋シニア) | 3年 |
ベンチ入りメンバー18名中17名の出身中学が群馬出身と地元出身の選手たちで構成されている印象です🤔
2年生が2名と少なく、出身野球部をみると、出身中学での軟式野球部上がりが多い印象です。
前橋育英高校野球部の甲子園注目選手について
- 皆川岳飛(超高校級・外野手・3年生)
- 外丸東眞(3年生・投手)
皆川岳飛選手
今年の注目株は、何といっても外野手の皆川岳飛選手(181センチ・79キロ右投げ・左打ち)☆
実は皆川喬涼選手(2016年夏から3季連続で優勝。現在は中大のエースとして活躍中)の弟でもあります。
1年秋から外野の一角に定着。関東大会では初戦で習志野に敗れはしたものの、1番バッターとして2安打をマーク。
その後は漸く勝てない時期が続き、大舞台の出場こそなかったが皆川は着実に力をつけて関東を代表する外野手になりました。
バッティングに超注目
バッティングのモーションに皆川選手の場合は着目☆
モーションが少し大きいとはいえ、身体は大型でも動きの良さが目立ち、守備力も高いです^^!
又厳しいマークの中でも甘いボールを逃さず積極的に振りに行く姿勢、強く引っ張るだけでなく返しがうまくできているところにも好感が持てます。
ストライドの長いランニングホームで見事なスピードを見せており脚力も十分に高いレベルにあります。
外丸東眞投手
2004年2月生まれ(173cm 73kg)で、最速139キロの直球に加え、スライダーを中心に変化球も多彩、制球力が持ち味の上、落ち着いた投球で崩れない投手です⚾️。
荒井氏からは「点が入らない苦しい展開でも守備から流れを呼び込むことができる」と評価。
今夏の県大会準々決勝は、継投で4回2安打5奪三振。無失点の活躍で味方の反撃につなげました。
前橋育英高校野球部の監督
前橋育英高校野球部の監督は荒井直樹監督。
荒井直樹監督は、1964年8月16日生まれで年齢56歳、出身地は神奈川県で日大藤沢高校を卒業し、いすゞ自動車へ進まれております。
監督ご自身は、日大藤沢時代甲子園出場は果たせなかったものの、投手として活躍しました⚾️!
1年後輩の山本昌投手(元中日ドラゴンズ)と二枚看板として3年次には2試合連続無安打、無失点試合を達成しました。そして高校卒業後、13年間社会人野球を続け、都市対抗野球には7回出場。
引退後は、96年に日大藤沢高で監督に就任。99年からは前橋育英高に赴任し野球部コーチに就任。2002年に就任すると、12年目の2013年夏、創部47年目のチームに初の甲子園出場・初優勝を達成しています。
特色として自分勝手には容赦ない指導方針となっています。
まとめ
今回は前橋育英高校野球部について記事にして参りました⚾️
記事の内容をまとめますと、
- 前橋育英高校野球部は51人の部員数を誇り、「チーム作りは人作り」という現場づくりの指導体制を敷いている。
- 前橋育英高校野球部の注目選手は、センターを守る皆川岳飛選手であり、走攻守高いレベルを誇る選手、また外丸東眞投手は落ち着いた投球で安定感があり、守備から流れを呼び寄せられると監督に言われている投手である。
- 前橋育英高校野球部の監督は荒井直樹監督であり、元中日ドラゴンズの山本昌投手と日大藤沢高時代に2枚看板として現役時に投げて活躍、前橋育英高校野球部には2002年に就任し、2013年夏に初出場初優勝を飾っている。
となるかと思います。
そんな前橋育英高校野球部の初戦は、雨天順延もあり、8/19(木)に兵庫県代表の京都国際となっております💥
2年生が多い京都国際高校野球部についてや今大会の注目選手などについてはこちらからどうぞ★
ご愛読ありがとうございましたm(__)m
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