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お疲れ様です〜トゲムーです☆
野球のグラウンドにおける黒土に関する記事を書いて参ります💡
今回の記事を通しては野球における「環境面」を深掘ることで、その意味・目的をわかること価値を持って接するようになれると思います。
物事の<意味と目的>をわかることで「価値」を持って接することができる
では早速!
野球のグラウンドが黒土なのはなぜ?
着ダーーーーン🏟️
青空の甲子園
緑と黒土と青空が綺麗✨✨しっかり応援しまーす📣 pic.twitter.com/OHf2CDhT1Y
— ⚾️幸太郎⚾️チカメーター778 (@TYDDYht0XxydbcK) May 8, 2024
日本における大衆スポーツである野球において、特に高校野球の「聖地」と呼ばれる甲子園で一つイメージするのが内野の黒い土のグラウンド。
青い空に黄緑の天然芝と黒の土のグラウンド、そこで輝かしくプレーする白いユニフォームの選手たち。
なんだか少しエモい表現になりましたが、野球というスポーツには一つ「美しさ」があると言えますし、それを型どってるのがグラウンドの芝や土だと思います。
野球のグラウンドで使われる土は「黒土」と呼ばれるもので、もちろん全てのグラウンドが黒土のわけでもないですが、なぜ野球のグラウンドではサッカーや他の競技では見られない黒い色の土を使っているのでしょうか!?
黒土の特徴
これを考えるには「黒土の特徴」と共に「野球の特性」を考える必要があります。
黒土の特徴としては主に2点あります。
- 適度な保水性と排水性を両立させていること
- クッション性があること
参考:野球場のフィールドの種類
また野球という競技自体を考えると、基本的に屋外スポーツであり、雨が降るとプレーに大きな影響を及ぼすと共に、最悪の場合は試合は中止となります。
また野球は競技特性として瞬発力が求められるスポーツであり、ジョギングのようなゆっくりとした動作、歩くような動作はインプレー中にはほとんどありません。
むしろヘッドスライディングや、打球へ飛び込むなど、かなり派手なプレーと言いますか、体を張った激しいプレーが時に必要となります。
そのような野球の競技特性もあり、ケガをしないためにもやはり身体には易しく、競技特性にあった土(サーフェス=表面)がベストであると言えます。
その点で黒土の特徴は、屋外で行うことが基本となる野球の競技特性である激しいプレーに対して身体への負担・衝撃を軽減するものとしてまさに適切です💡
逆にもしテニスのハードコートのような素材のものでグラウンドが作られているならば、と考えると、、なかなか身体への負担はキツくなりますし、いかに黒土が適切なのかがよくわかると思います🤔
改めて競技特性にあった環境はとても大事ですね☆
腐葉土の違い
そんな野球と相性抜群な「黒土」ですが、「土」といえばやはり農業などでは絶対に重要視されるもの。
幼き頃に誰しも何かを栽培したり育てたことがあると思いますが、その際にもしかしたら使ったことがあるであろう「腐葉土」は黒土に近いイメージがあるのではないでしょうか🤔
ーではこの「腐葉土」と「黒土」の違いはなんなのでしょうか?
土に関してここで細かく言及するのは割愛しますが、簡潔に申し上げますと、
- 黒土:火山灰を起源とする暗黒色の土もの
- 腐葉土:落葉広葉樹の枝葉がミミズや微生物によって分解され、土になったもの
ということです。
そのため黒土には先ほど言及しました黒土の特徴(保水性と排水性&クッション性)があり、野球のグラウンドで使用するのに適しているということでもあります。
甲子園の黒土
甲子園の土は、舞い上がる砂ぼこりの美しさを追求するため、当時の阪神電鉄社員の方が何度もスライディングを繰り返した実験と研究により決まった黒土と砂の配合率で出来たものだそうです(甲子園じゃないけど、下剋上球児で思い出すのはこのシーン) pic.twitter.com/MGxibV5xrY
— 真夏の蒼穹 (@manapool1697) March 16, 2024
では最後に高校野球の聖地と言える甲子園での黒土に関して。
甲子園で試合に負けて大会を退くチームが黒土を集める甲子園球児は印象深いものです🤔
その甲子園の黒土はというと、そんなに珍しいものなのでしょうか!?
以下のサイトでは黒土関連に関してこのように解説されております。
- 黒土の産地
岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山などの土をブレンドしている。(毎年決まっているわけではない。) - 砂の産地の変遷
甲子園浜及び香櫨園浜社有地 ~ 瀬戸内海産の砂浜 ~ 中国福建省 ~ 京都府城陽 - 黒土と砂の割合
春は雨が多いため砂を多めに、夏はボール(白球)を見易くするために黒土を多くブレンドしている。 - 甲子園の土を初めて持ち帰った人
川上 哲治(1937年、夏の23回大会)という説があります。
出典:阪神甲子園スタジアム
5県以上の土をブレンドしているとのことで、ある一定の場所から採取して作られているわけではないようですね🤔
そして春と夏で絶妙に砂とのブレンド割合が違うとは驚きでしたし、やはり土の持ち帰りに関しては説があるようでした。
このように環境も人によって作られて、よりよく保たれ、適切に使われていること改めて痛感します☆
まとめ
野球のグラウンドにおける黒土に関する記事を書いて参りました!
記事の内容をまとめますと
- 野球のグラウンドにおいてなぜ「黒土」が使われているかに関しては、①適度な保水性と排水性を両立させていること、②クッション性があることという2つの黒土の特徴が野球という競技特性にマッチしているためである。
- また黒土と共に似ている印象のある「腐葉土」との違いに関しては、黒土は火山灰を起源とする暗黒色の土であり、腐葉土は落葉広葉樹の枝葉がミミズや微生物によって分解され、土になったものという違いである。
- 高校野球の聖地である甲子園での黒土に関しては、5県以上の土をブレンドしていて、春と夏ではブレンドの割合も異なるなど、常に環境が整えられ保たれながら使われている。
となるかと思います🤔
野球のグラウンドに使われている「黒土」について考察しながら、改めてスポーツにおける「環境」というのは一つとても深く、大事なものであると感じました☆
価値をわかって貴重に使いながら、感謝してプレーできたら最高ですね✨!
ご愛読ありがとうございました^^!
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