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お疲れ様です〜トゲムーです★
今日は野球における完全試合とノーヒットノーランについて記事にして参りたいと思います!
では早速💡
Contents
完全試合とノーヒットノーランの違いとは?
完全試合とノーヒットノーラン。
野球というスポーツを見る上で1つ記録として注目しがちな2つの大記録★
2022年のプロ野球は5月半ば時点で既にこの大記録が2つも生まれ、それに近しい場面も見られるなど、少し珍しいシーズンになってもいます。
12日付西部本社版1面ばい㊗️
ソフトバンク #東浜巨 投手が、史上84人目、通算95度目となるノーヒットノーランを決めた。完全試合のロッテ佐々木朗に次ぐ今季2人目で、沖縄出身の選手では史上初。9回を97球で抑え、100球未満の完封「マダックス」も達成した。#sbhawks pic.twitter.com/mzkFa8TRVz— 日刊スポーツ西部本社(九州・山口) (@SNikkansports) May 12, 2022
ハッキリ言って異常だわ、今シーズンのプロ野球
佐々木朗希 完全試合
佐々木朗希 8回まで完全試合
大野雄大 10回途中まで完全試合
東浜巨 8回までノーヒットノーラン開幕から1か月半で4人目の完全試合・ノーヒットノーラン達成&未遂
— thewaytomyplace@ありがとうの精神 (@thewaytomyplace) May 11, 2022
野球は「記録のスポーツ」とよく言われますが、打者で言えば打率やホームラン、打点、盗塁、投手で言えば、防御率や勝ち星、奪三振数など、より数字を意識させられるスポーツだと思います⚾️
ではその中でも改めて今日は完全試合とノーヒットノーランについて、まずは両者の明確な違いについて少し説明して参りましょう。
完全試合
まず完全試合から。
完全試合の定義とは
先発ピッチャーが一人のランナーも出さずに投げ切って勝つ試合のこと
となります。
なので、「完全」という名の如く、1つのミスなどが一才許されない完全な投球の試合をして味方チームが勝利する、ということが条件になります。
ノーヒットノーラン
おそらく完全試合よりも若干わかりにくいのがノーヒットノーラン。
完全試合と同じくこちらも読んで字の如し」なのですが、ノーヒットノーランの定義は、
先発ピッチャーが無安打無得点におさえて勝つこと
とな理、一言でわかりやすくいうと、
「9回を投げて打たれたヒットが0で、失点が0」
ということになると思います★
つまり、裏を返せば
「どんなに四死球、エラーがあっても、失点さえせずに勝てばOK」
となります。
完全試合は四球やエラーなど、何か1つでも起こったら「完全」にならないため、裏を返すもそれ以外のパターンは何もないのですが、ノーヒットノーランはさまざまな形で起こり得る記録だということが言えるでしょう。
まとめ:違いは四死球やエラーなどが認められるかどうか
ということで完全試合とノーヒットノーランの一番大きな違いに関しては、結局のところ
四死球やエラー、打撃妨害を許しても良いかどうか
ということになると思います★
ノーヒットノーランにならないケース、ノーヒットアリランとは?
四死球、エラー、打撃妨害はOK
ではここでノーヒットノーランにならないケースとは何かを少し考えてみましょう。
まず先ほど説明した通り、ノーヒットノーランにおいて許されるのは
「四死球」「エラー(失策)」「打撃妨害」
の3つです。
なので、これらが起きること自体はノーヒットノーランを続ける条件としてはもちろんOK、なのですが、もし仮にこれらが起こったとしても
失点したり、試合に負けたりしてはいけない
ということがノーヒットノーランを達成する最低条件として言えます。
ノーヒットアリラン
実際に「ノーヒットで負けた」「ノーヒット、ノーエラーで失点した」というケース、
これを俗に「ノーヒットアリラン」とか言ったりしますが、そういった珍ケースは稀に試合で見られます。
なのでまとめると、失点すれば当然ノーヒットで抑えててもノーランではなく、試合に負けても最低条件をクリアしてないため、これらのケースはノーヒットノーランの達成とは言えません。
どちらがすごいか難易度に関して徹底検証
完全試合とノーヒットノーラン、正直結論から言えば「どちらもすごい」です^^!
ただ難易度からすれば、当然「完全試合の方がすごい」ということになるでしょう。
「完全」という名の通り、一本のヒットどころか、1つの四球・エラーも許さない完全な投球を9イニングするわけですから、過去16名しか成し遂げられていない「偉業」であるように、それが証明するところです✨
例えばこれを1つの指標として、投手と野手の2つの立場から完全試合の凄さを考えてみましょう。
投げている投手の立場から
完投という当たり前の条件
まずは投げている当の本人の立場からですと、
まず野球では9イニングを投げ切ること、正確には試合の最初から最後まで先発投手が投げ切ることを「完投」と言いますが、プロ野球でも投手が完投するのは、近年だと1投手がシーズンで多くても4-5回程度、です。
なのでまず140試合近く試合がある中で先発投手が完投するのは10~20試合あるかないか、ということになります。
相当な体力とスキルと集中力の必要性
そして何より完投しながら、当然1つのヒット、1つの四死球、1つのエラーも許されないわけですから、相当の体力とスキルと集中力が必要です。
バッターは投手をいかに「投げにくく、疲れさせるか」を考えて、ファウルで粘り、バントで揺さぶる、など、あの手この手を使ってピッチャーを攻略しようとしますから、リードする捕手と共にそれらを全て掻い潜る必要があります★
なのでピッチャーもさながら、リードする捕手の責任もめちゃめちゃ重要だということです。
(仮に三振を取っても、もし振り逃げやパスボールでランナーが出塁したら完全試合ではなくなるためです)
守っている野手の立場から
守っている野手からすると、「エラーをしない」ということは守備において基本的なミッションになるわけです。
しかし難しい打球が飛んできたり、ギリギリのプレーを強いられたり、はたまた見方と交錯してしまったりなど、野球は予想外なことが結構起こるスポーツだと思います💥
そのため、9イニング=単純計算で27人の打者なので最低でも27回の守備機会があるとすると、27回のうち数回は守りにくい打球が来る可能性が高いです。
そして野球は1つ1つのプレーも「捕って終わり」ではなく、当然「正確に投げて終わり」、これでアウト1つが取れますから、取りにくい打球も含めてまずは正確に対応し、正確にスローイングしてアウトにする、これが必要になってくるわけです。
そう考えると、トータルで50個くらいの「捕る」、「投げる」という基本動作をミスなく行う必要が出てくるということになります。
またプロ野球の場合ですと、1試合が早くても2時間ちょっと、基本的には3時間弱はかかりますから、その時間集中力を保つ必要もありますし、シーズンを通しての疲れなどもありますから、その点踏まえても完全試合の達成は非常に困難だと言えるでしょう。
まとめ
今日は完全試合とノーヒットノーランについて記事にして参りました⚾️
記事の内容をまとめますと
- 完全試合とノーヒットノーランの違いについては、「四死球やエラー、打撃妨害を許しても良いかどうか」である。
- ノーヒットノーランにおいては「四死球」「エラー」「打撃妨害」が認められるが、それらが起こったとしても、失点や試合に負けることがあればノーヒットノーランは達成されず俗にいう「ノーヒットアリラン」となる。
- 完全試合とノーヒットノーランのどちらがすごいか難易度に関しては、「完全試合の方がすごい」ということは当然言えるが、投げる投手の立場と守る野手の立場から検証すると両者ともあらゆる条件が必要だということがわかる。
となるかと思います!
野球はルールが複雑で、記録のスポーツ、確率のスポーツなどと言われますが、改めてこう考えると奥が深いです⚾️
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