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お疲れ様です〜トゲムーです★
今日は野球におけるヘッドスライディングについて記事にして参りたいと思います!
では早速💡
Contents
ヘッドスライディングは遅いから意味ないのか?
「ヘッドスライディングは遅いから、結局走り抜ける方が早いのか!?」この議論に関しては、野球においてはたまになされることがあるものの、実際にどうなのかはわかっていないことも多いはずです。
まずは以下の動画からみて参りましょう★
こちらは立命館大学のスポーツ健康科学部の教授が発表したことに関連する必見の動画です💡
私もこちらを初めて拝見し、拝見する前は
「おそらく駆け抜けた方が早いんだろうな〜」
と思いつつ、
「ヘッドスライディングの方が実は早いんじゃないか?」
というどっちつかずの考えを持っていました。
結論から言えば、動画をご覧になればわかる通り、、、
「ヘッドスライディングの方が科学的にみると実は少し速い!」
ということがわかります💥
これにはビックリ🤔!
ただこれは、ケガのリスク等を考慮せず、摩擦が生じないでダイレクトにファーストベースにヘッドスライディングした場合にはそうなるということですので、現実的に考えると、ヘッドスライディングの方が駆け抜けるよりも遅いということも同時に言えるでしょう。
ヘッドスライディングによる危険性
怪我のリスク
いつまで一塁にヘッドスライディングしたがるんだろ🤔
怪我のリスク高いだけで駆け抜けた方が早いのに!
いい加減気付いて欲しい話だわ!! https://t.co/lRrbNuGXwh
— セフィロト (@pfpjeGcVFmjPRq5) May 8, 2022
やはり論点になるのはココ、怪我のリスクです⚠️
野球に限らず、何かをする際にはメリットとデメリットの2つを考えて判断すべきであり、まず科学的には「スピード」という観点からはほんのちょっとだけヘッドスライディングの方がベース到達が早く、セーフになる確率が若干が上がることは判明しました☆
しかしその代償として選手生命に関わる怪我を負うリスクも多少なりとも伴っていることも事実だと言えます。
実際に有名と言えるのが「勝利への執念」と引き換えに立浪和義、現中日監督が肩を脱臼してしまった、いわゆる「10.8決戦🔥」のシーン⚾️
#東海テレビ
伝説の10.8中日×巨人最終決戦
立浪選手 気迫の脱臼ヘッドスライディング⁉
この場面は何年何度見ても鳥肌が立つ!( ;∀;) pic.twitter.com/bgjTzNAa5x— Kench15🍓 (@Kench151) April 23, 2019
平成6年のシーズン最終戦
立浪和義が見せた気迫のヘッドスライディング#dragons pic.twitter.com/Ogb1JySw9R— すんすん@星空の護り人 (@N_Yuuki1211) February 9, 2019
立浪選手はこの後のシーズンから肩の状態が思わしくなく、ショートからセカンドへコンバートされて試合に出ることになり、不調も続いたことでこのことが色々取り上げられることがあります。
スポーツ選手はやはり身体が資本ですから、体の一部分、特に野球でいうと肩や肘、足腰に慢性的な怪我を抱えることはパフォーマンスの低下と共にプレーを続けること自体が困難になってしまうこともしばしば見られます。
なのでヘッドスライディングに関しては、「そこ考えてまでするプレーなのか?」という点には関しては様々議論があると思います。
上記についてははこの後考察していますが、プロ野球や高校野球など、現代の野球の現場においてはまだまだたくさんのヘッドスライディングがみられているという事実は間違いないでしょう。
ヘッドスライディングをする意義・必要性
ではヘッドスライディングする意義・必要性はなんなのか?
人の心を突き動かす力
これはやはり科学では論証しきれないものがあると言えるでしょう。
すなわち「人の心を動かす力がある」ということです💡
例えば高校球児が試合の最終回ツーアウトで凡打を放った際など、ヘッドスライディングを試みるケースはもはやお馴染みで、ヘッドスライディングは高校野球の象徴とも言えるもの⚾️
やはり野球においてギリギリのプレーでヘッドスライディングをしてセーフを掴み取る、ヘッドスライディングではないですが、外野手・内野手のダイビングキャッチなど、
サッカーでいえばキーパーが飛び込んでボールを弾くファインセーブのように、人間がその限界に挑戦し最善を尽くしてプレーする姿にやはり人の心は感動を覚えます。
3回、ヒットを放ち、ビシエド選手のタイムリーで生還する三ツ俣大樹選手⚾
激走からの気迫のヘッドスライディング‼️
(ドラ番カメラマン) pic.twitter.com/u0oIilJfbT— スポニチ ドラゴンズ愛 (@SponichiDragons) May 7, 2022
このようなシーンがまさに典型例ですが、「気迫の」という言葉の通り、ヘッドスライディングはやはり人の心を突き動かす力があり、味方は当然、みている観客などにとっても印象に残りやすいのは間違い無いでしょう☆
イチローや評論家からのヘッドスライディングの見方について
他方、野球界のレジェントや評論家たちのヘッドスライディングについてこのように語っています。
いまさらだが、一塁へのヘッドスライディングはやめて欲しい。
福本さんもイチローさんもアンチヘッスラです。#一塁へのヘッスラ#福本豊#注意1秒ケガ一生福本豊「ウサイン・ボルトがヘッドスライディングするか?」|NEWSポストセブン https://t.co/Z5XNjoKvf9 #newspostseven
— 宮原校舎OB (@mizugoro3256) May 9, 2021
イチローはやはり有名で、高校野球時代だった91年の甲子園大会の最終打者で一塁ゴロを放った際もヘッドスライディングはしていなかったように、ヘッドスライディングへアンチ派。
世界の盗塁王と言われる通算1000盗塁以上を記録する福本豊氏も同じくアンチヘッドスライディング派です。
また通称「アライバ」コンビで有名な元中日の井端氏もアンチヘッドスライディング派など、おそらく結構な数、アンチ派がいると思われます🤔
むしろ「ヘッドスライディングをもっと多用すべきだ!」という人の方が少ないのでは無いかなと思います。
私が現役の頃は、一塁に帰塁する際に必要がなければヘッドスライディングは試みませんでしたが、「なぜヘッドスライディングしない!?」と監督に言われたこともありました^^;
人によって意見はやはり様々ですね。。
まとめ
今日は野球におけるヘッドスライディングについて記事にして参りました⚾️!
記事の内容をまとめますと
- 野球においてヘッドスライディングは結局遅いから意味がないのかについては、実は科学的に検証すると、摩擦などを考慮しない場合にはヘッドスライディングの方がコンマ0.04秒早いということがわかる。
- ヘッドスライディングには重大な怪我のリスクが存在するため、「そこまでしてするプレーなのか?」と議論されることもあるが、現代のプロ野球や高校野球においてはまだまだたくさんのヘッドスライディングがみられる。
- ヘッドスライディングの意義と必要性に関しては、科学では立証しきれない「人の心を突き動かす力」があると言えるが、野球界のレジェントや評論家たちではヘッドスライディングを猛反対する人も存在する。
となるかと思います!
野球でたまにみられる、ヘッドスライディング。
細かいところですが、科学的に見ると実は早いということ、知らなかった人も多かったのではないでしょうか。
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