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お疲れ様です〜トゲムーです☆
今回は千賀投手第二弾!ということで、千賀投手が育成ドラフトからどのようにして現在まで登りつめたのか、その成功マインドに迫って参ります。
では早速☆
Contents
全くの平均レベルからスタートした高校時代
今でこそ、2019年まで4年連続2桁勝利、最多奪三振のタイトルも獲得し、名実共に日本のエースへと成長してきていますが、実は千賀投手は高校入学時代も、プロ入りした時と同じようにまさに努力で這い上がってきたタイプの選手でした。
球速は120キロ台、体重は60キロスタート
出身の愛知の蒲郡(がまごおり)高校出身の千賀投手は、入学当初、球速は120キロ台で、身長は176cmあったものの、体重は60キロ。
まさに全国的に見れば全くと言っていいほど、平均的な投手でした。
そんなある意味「ガリガリ」な状態からどのような変化があったのでしょうか。
飯トレと徹底した走り込みによる下半身強化
当然一般的に見ても「ガリガリ」の体型だった千賀投手は、まずは体の線を太くするため飯トレに励んだそうです。
その結果、高校3年時には身長も182センチ、体重は76キロと、入学時より身長は6センチ、体重は16キロアップと順調に身体は大きくなり、球速も最速144キロを記録するようになりました。
やはり高校球児といえば、定番の「食トレ(飯トレ)」。
身長は182センチなので体重は80キロくらいあっても良さそうですが、それでも入学前と比べて体重は16キロ増えて球速が20キロ近く上がったのは、本当に凄いとしか言いようがありません。
育成ドラフト4位の底辺から始まったプロ入り
高校時代は順調に成長して行った体の変化と共に、球速も順調に成長していったと言える千賀投手。
プロ入りに際しては、最後の夏の大会は3回戦であっさりと敗退しておりますが、当時からスカウトが数球団視察にきていたこともあり、プロ入りの可能性は十分あったわけで、結果的には育成ドラフト4位という、いわば「底辺スタート」になった千賀投手。
そんな千賀投手は結果的に、なぜ育成ドラフト4位から、ここまで這い上がってきたのでしょうか。
その秘訣に迫ります★
プロでも身体作りからのスタート
プロ入り後は高卒でもあるということもありますが、やはり高校時代と同じようにベースとなる身体作りからのスタートでした。
プロ野球界ということで、周りはやはり身体が一回りもふた回りも違うと感じたというところがあったようです。
具体的にどのようなトレーニングをしていたかについては過去のこちらの記事をみていただければと思いますが、「腹筋1日1000回」など結構地味なトレーニングをされていたようです。
詳しくはコチラ→千賀滉大のパンパン筋肉画像!トレーニングメニューを合わせて公開!
その結果、高校3年次では182cm76キロだった身体も、今では186cm86キロ、とガッシリした身体になったというわけです。
1軍に昇格して、足りなさを痛感し、再び成長
プロに入っても、まずはガッシリした身体をまず作って行った千賀投手。
プロ2年目には開幕から2軍で校長を維持し、ついに支配下登録、そして1軍でプロ初先発を果たしました。
結果的に、5回途中を3失点、その約10日後にも同じロッテ相手に先発しましたが、2回途中一死も取れずに4失点し、降板。
この2試合を通して千賀投手が口にしたのが以下のコメントでした。
「変化球の種類が足りないと思いました。当時はスライダーしかなかったですし。フォークもフォークと呼べるものではなかった。ですので、フォークを使えるものにしていきました」
変化球の物足りなさをとても痛感されたようで、要は「これを機にもっと頑張らなければならない!」と奮起したそうです。
そこから実際にそこからさらに成長して行き、数年はかかったもののブレイクを果たしたというわけです。
なので、2012年に支配下登録を果たしてから、2016年に先発としてブレイクするまでは結構時間を要しています。
簡単にプロ入り後の成績を載せるならこのような感じです。
年 | 勝 | 負 | 奪三振数 | 最高球速 | 防御率 |
2012 | 0 | 1 | 1 | 149 | 9.64 |
2013 | 1 | 4 | 85 | 156 | 2.40 |
2014 | 1 | 1 | 28 | 156 | 1.99 |
2015 | 2 | 1 | 21 | 156 | 0.40 |
2016 | 12 | 3 | 185 | 156 | 2.61 |
2017 | 13 | 4 | 151 | 156 | 2.64 |
2018 | 13 | 7 | 163 | 158 | 3.51 |
2019 | 13 | 8 | 227 | 161 | 2.79 |
中継ぎとして、連続無失点記録を樹立するなど活躍するも、先発としてのこだわりと続け、2016年からは先発としてブレイク★
去年まで4年連続2桁勝利、驚くべきはやはり負けの数の少なさです^^;
千賀投手の真髄はここから
ここまでは高校自体と同じように、ベースとなる身体の成長を武器にしながら自らの努力で成功を1軍のマウンドを勝ち取ってきたことがよくわかります。
しかし育成ドラフト4位から這い上がった背景はこれだけではないのです。
それこそが、まさに千賀投手の真髄たる部分なのです。
努力を成長に変えた千賀投手に学ぶ成功マインド
実は今でもネガティヴマインドな千賀投手
育成ドラフト4位指名を受けた瞬間の心境としては、『ホークスさん、正気ですか?』と語っている千賀投手。
おそらく、それくらい自分に自信がなかったのでしょう。
まあそもそもプロでやっていける!って自信に漲っている選手なんてほんの一握りでしょうから、ネガティブというより、「謙虚」という風に捉えた方がいいのかもしれません笑
しかし本人としては、今もなお自分のことを「ネガティブ」と称してるのは事実です。
飽くなき向上心と諦めない心
そんな実はネガティヴな千賀投手。
言い換えれば「謙虚」な千賀投手は、それをリカバリーするほどの思考があります。
それがまさに、「飽くなき向上心と諦めない心」。
本人がインタビューの中で高校球児に対して高校野球ドットコムではこのようなメッセージ送っています。(一部抜粋)
高校生は一冬で変わると言いますが、伸び幅を変えるのは自分自身だと思います。冬の練習はソコソコの練習では変わらないと思うので、周りに、『春に大きく変わった自分を見ていろよ』という気持ちを秘めながら取り組むことも大切です。
まさに自分を戒めるように、常に「飽くなき向上心」と「諦めない心」を持つことの重要性を話されていますね。
また、プロ入り後に身体作りから改めて始めた背景に関してこのように同じインタビューで語っています。
「(2011年に)入団をして、自分が他の人に比べて細くて、筋トレをやっていてもすぐに疲れるのを感じて、このままではまずい、生き残れない!とすぐに感じましたから。そしてホークスの投手陣の方々は本当に意識の高い方ばかりですし、トレーニングに取り組む姿勢もしっかりしています。僕も取り組みを参考にさせてもらっていますし、そういう中でいつもレベルアップを目指してやっています」
このように、やはり周りからの刺激を受けて、「このままではマズイ!」と危機感を感じたことがキッカケで身体作りにも改めて熱心に取り組み始めたようですね。
まさにもともと千賀投手が持っていた「飽くなき向上心」「諦めない心」、そこに周りの環境が火をつけた🔥!といったところでしょうか。
やはり根本の心持ちはとても大事ですよね☆
第三者の視点で見ること
高校からプロに入ってからも飽くなきその向上心と諦めない心で日本のエースにまで成長した千賀投手。
努力の偉大さを感じるところを大きく感じますが、一方で意外な一面を持っていることも判明👀!
これは2017年にある取材を受けた際に、野球への取り組み方や、一軍で活躍できている秘訣について発していたコメントです。
千賀投手:プロに入ってからは、常に自分を第三者の目で見ています。自分には今これが足りないから次はあれをしようって決めて、その目的に向かって行動する。高校生の頃はただただ自分の能力を上げることに必死でした。でも、基本的な取り組み方はどちらも同じかもしれないですね。
これはなかなか聞いたことがない話です。
「第三者の視点で見る」すなわち「自分を客観的に見る」ということでしょうか。
これは非常に落ち着いた冷静な視点というか、大人な視点ですよね。
これを20代半ばで気づいているのですから、相当「自己認知能力」が高いのではないかと見受けられます。
トレーニングを通して自らの身体を地道に鍛え上げながら、第三者的な冷静な視点を持って向上心を常に持ち続け、着々と成長していく姿は今後もますます期待が持てそうですね☆
なお、千賀投手の実際の肉体についてや、トレーニングメニューについてはこちらの記事もどうぞ☆
→千賀滉大のパンパン筋肉画像!成長を生んだ体幹トレーニングメニューも合わせて公開!
まとめ
今回は、千賀投手に関する記事を書かせていただきました。
記事の内容をまとめますと、
- 千賀投手は高校時代、プロ入り後と、「身体作り」をベースに努力を積み重ね、育成ドラフト4位から這い上がって行った。
- 千賀投手の努力と成長に変えた成功マインドとは、まさに「第三者の目で見ること」である。
となるかと思います。
プロ野球の世界はまさにそうですが、この世の中は常に競争の世界。
しかし自らを客観的に第三者の視点でみて、地に足をつけて着実に努力する姿勢は、千賀投手をみてとても学びになる部分でした。
千賀投手の今後の成長に期待が募るばかりです☆
ご愛読ありがとうございましたm(__)m
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