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お疲れ様です〜トゲムーです☆
暖冬の中、なんだかんだ暖房をつけてヌクヌクと生活をしているこの頃です〜。
にしても布団から出にくい寒さであることは変わりありませんから、寝すぎには気をつけたいところ。
ということもあって、今回の記事は、「睡眠」に関して。
※以前、過去記事(https://togemu.com/sleepsleep)の中で紹介させていただきました「できる人は超短眠」という本に基づき、本記事は展開しておりますので、ご認識をお願いいたします。
では早速☆
睡眠不足による影響

毎日とる睡眠。一方で日々日々「グッスリ眠れた!」とか、「よく寝付けた!」とか、「目覚めが悪い><」とかそう行った睡眠による影響って1日の気分とかを大きく左右する重要なファクターでもありますよね。
そんな中、以前睡眠に関して「できる人は超短眠」という本をご紹介させていただきましたが、今回はそちらに基づく睡眠不足による影響という観点でみて行きたいと思います。
そもそも睡眠不足とは?
一般的な人であれば、「今日は睡眠不足だ〜」とかよく発言を聞いたり、発したりしがちな毎日だと思いますが、そもそも「睡眠不足」とはどういう状態でしょうか?
この定義がハッキリ定まっていなければ、そもそも「睡眠」が「不足」しているということには論理的にならないと思うので、まずそこから定義して行けたらと思います。
まず、「睡眠時間」に関して。
ー睡眠時間はだいたい何時間とると体にとってベストなのでしょうか?
よく「日本人は働きすぎだ」と言われたり、実際に、先進国の中で「就業中の人がとる睡眠時間」は約7時間半で日本人は世界でもっとも短眠であるというデータすら出ていますが、実際ベストな睡眠時間とはどのくらいだと思いますか?
これは結論としては、「日中に過度な睡魔が発生しない程度に眠ればいい」(睡眠学の権威であるW.Cデメント氏)です。
睡眠時間と睡眠不足は関係ない
「人は寝入りと寝起きでのみ、その日の睡眠を判断する癖があるため、睡眠の効率が上がったと思うようになる。」
本の中で紹介されていますある実験では、
2つのグループを用意し、いずれも3時間睡眠を取らせ、一つ目のグループには「8時間眠っていた」と伝え、もう一方のグループには「3時間しか寝ていない」と伝えた。
この実験の結果、
8時間睡眠と認識した一つ目のグループはほとんど睡眠不足を訴えず、3時間睡眠と認識しているグループの全員が睡眠不足を訴えた。
これによって、睡眠時間と睡眠不足は直接関係ないことがわかります。
動作疲労と静止疲労
現代人は睡眠によって疲れを増幅させているとも言えるかもしれません。
実は「疲労」には、動作疲労と静止疲労の2種類があり、同じ姿勢で物を持ち続けるような疲労を静止疲労、ジョギングやサッカー、バスケといった動きを伴う疲労を動作疲労という。
静止疲労の疲労回復方法としては、停滞している筋肉や疲労物質を動かすことで流すこと、
動作疲労の疲労回復方法は、休息をして、損傷した筋肉組織の回復を図ることが重要になります。
現代では静止疲労が溜まっている人が多いのではないでしょうか?
デスクワークや勉強で机に向かっている人、それを睡眠に向けると、全く逆効果ではないでしょうか?
これは睡眠こそが疲労回復の最適な方法という認識の間違いからきているのではないかということです。
静止疲労と動作疲労については以下記事にも載ってますので、ご参照ください☆
【寝れば寝るほど疲労が溜まる】
多くの人が「寝れば疲労が回復できる」と思い込んでいます。
しかし、実際は、寝れば寝るほど疲れが溜まるようになっています!
「睡眠」と「疲労」の関係はコチラ!https://t.co/pkRddBvVZC— ラボ@短眠パーソナルコーチ (@tanmin_labo) February 6, 2020
睡眠と疲労回復は関係ない
イアン・オズワルドという人の実験では、3日間断眠させて握力を測ったところ、以前と同じ強さだったことや、反射神経を測定する実験でも反応時間は以前と同じだったことからも、断眠を続けても脳や筋肉は正常に機能できるということがわかり、睡眠が疲労の回復に関する因果関係が成り立っている証拠はないそうです。
また睡眠時は、覚醒時よりも平均して1度ほど体温が下がり(人間は体温が1度下がると免疫力が37%、代謝量が17%ほど低下するそうです)、睡眠時には風邪をひきやすくなるということです。
(ちなみにガン細胞も35度台の低体温の時にもっとも活発に活動し、増殖するそうです。)
さらに、睡眠時には酸素量や酵素の活動も低下し、体内の焼却作用やデトックス作用が減少、また水分量も一晩眠るだけでも500-1000ミリリットル、身体全体の水分量のおよそ2%が減ります。本来であればこれは乾きを訴えるレベルです。
このような点から、上記の状態(睡眠時間)を7−8時間も過ごせば身体にはいかに悪影響か、ということが考えられ、睡眠中に健康状態が回復する、という考えそのものが誤っていることがわかります。
睡眠不足による病気

ここまで記事を書いていくと、まるで「睡眠は悪だ!」と言っているような気もしてきましたが、一方で睡眠は人間にとって不可欠なのもまた事実だと思います。
では睡眠不足によっておこる病気とは一体どんなものがあるのでしょうか。
睡眠不足が続くと、肉体的な疲労、精神的な疲労が出てきます。
わかりやすい症状として、ストレスを感じたり、ホルモンバランスが崩れてしまうといったことが挙げられます。
睡眠不足から生じる病気をあげますと、睡眠時無呼吸症候群や、 むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)が挙げられます。
そしてこれらに起因し、生活習慣に影響が出てしまうことで、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病や腎臓病、肝臓病など臓器に関する病気、ひいてはうつ病などの精神疾患、記憶力などに異常をきたし、アルツハイマー型認知症にまでかかる可能性があります^^;
を及ぼすとも言われています。
ただ、これらはもちろん睡眠不足によって引き起こされることが一つの原因ではありますが、一番の予防は何より、「睡眠不足」を防ぐことです☆
ここまでの内容を踏まえるならば、「睡眠不足」について正しく認知し、間違った認識をしないことが何より重要だと言えそうです。
睡眠不足による子供への影響

では次に睡眠不足による子供への影響を見ていきましょう☆
(※ここの内容については冒頭で紹介させていただいた、参考にしている本の内容とは無関係となりますのでご注意ください)
子供の睡眠時間の理想は?
忙しい現代人、子育てをする親たちも大変だと思いますが、親が家に帰ってくるのが遅かったりすると、子供も必然的に寝るのが遅くなり、ついつい子供も睡眠不足にさせてしまいがちだと思います。
そもそも昼寝を含めて子供は、何時間の睡眠が理想的なのでしょうか。
米国睡眠医学会によれば、
- 4カ月~12カ月:1日12時間~16時間
- 1歳~2歳:1日11時間~14時間
- 3歳~5歳:1日10時間~13時間
- 6歳~12歳:9~12時間
- 13~18歳:8~10時間
とされています。
上記でいうと1歳の子供を1日最低11時間を、どこかでトータルで寝かせるということになると思います。
つまり、これらの指標を下回った時にいわゆる「睡眠不足」になると仮定するわけですが、その場合どうなるのか、リサーチをかけてみました。
そうしたところ、やはりホルモンバランスや免疫力の低下による影響で、ひいては生活習慣病の罹患リスクが高まる、といったところが大人と同じで共通して可能性としては高いようでした。
また睡眠不足によって、「脳」への影響も指摘されており、記憶力の低下など「学力の低下」であったり、人を傷つけたり、攻撃的になったり、不注意な問題を起こしたり、そのような「心」の発達へ影響が出る可能性が指摘されておりました。
確かに「寝る」という行為は人間にとって必要不可欠と考えると、睡眠によって記憶が定着したり、そういったポジティブな面は常々考える必要性がありそうですね☆
子供の睡眠不足を防ぐには?
これに関しては一貫してどの記事も、「親が早く寝ること」、そして「親子共に早く寝ること」を推奨しておりました。
またさらに言えば、仕事で残業なども十分時には考えられるわけなので、帰ってきてからできるだけ早くすぐ寝られる環境を整えておくことがポイントみたいでした☆
確かに仕事から家に帰ってきますと、もちろん寝たい気持ちも先行すると思いますが、まずはリラックスしてちょっと気分転換したりしたいですよね〜。
しかしそうしているうちに時間は待ってくれず、子供の寝る時間を奪ってしまうことに繋がってしまうということでもある、という言われてみれば当たり前のこととも言えるでしょう。
まとめ
今回は「睡眠」シリーズの第二弾ということで、「睡眠不足による影響」にフォーカスして書かせていただきました。
記事の内容をまとめますと、
・睡眠時間と睡眠不足は直接関係ない
・睡眠と疲労回復は関係ない
・睡眠不足による病気としては、睡眠時無呼吸症候群や、 むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)、生活習慣病やその他精神疾患がある
・睡眠不足による子供への影響としては、「脳」や「心」の発達への影響があり、大人と同様に生活習慣病のリスクが高まる
ということになるかと思います。
睡眠一つにとっても毎日繰り返し必ず行うからこそ、正しい認識で日々研究しながら次元をあげて行きたいですよね!
引き続き睡眠については個人的にも研究しながら、記事を通して続けてアウトプットして共有行きたいと思います。
ご愛読ありがとうございましたm(__)m
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