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お疲れ様です〜トゲムーです★
今回は横綱、白鵬に引退勧告をしない理由について過去の事例を踏まえて書いて参ります!
では早速★
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白鵬に引退勧告しない理由3選
歴代最多優勝回数44回を誇る不動の横綱、白鵬。
近年は休場が頻繁に見られ、角界をはじめとして「引退」の声が数多く挙がるようになってきた中、「引退勧告をなぜしないのか」という声さえ挙がるようになりました。
そして3月29日に行われた横綱審議委員会では上記の点について特に検討がなされ、会見を行った矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)が挙げた理由が以下のものでした。
①1月の休場理由が新型コロナウイルスに感染したためだったこと
まず横綱白鵬は、1月場所を休場していますが、その理由が「新型コロナウイルスの感染」だったということ。
もはや、誰でも、いつでも、どこででも。
防ぎようがなくなってきた感が・・・横綱 白鵬が新型コロナウイルスに感染 日本相撲協会 | NHKニュース https://t.co/fQEr8SleT4
— 林 信男 (@saitama2020100) January 5, 2021
これによって「休場はやむなし」という見解ということ。
緊急事態宣言も出る前の当時のご時世を考えると新型コロナに感染したこと自体にものすごく強烈な風当たりが浴びることはあまりなかったかもしれませんが、大相撲界では大きな騒ぎとなりました^^;
②3月場所を2日だけでも出場し、復帰の意欲を垣間見せたため
2つ目が3月場所に2日間出場し、復帰の意欲を垣間見せたということ。
1月を休場したことで4季連続休場となっていた中迎えた3月場所、東の横綱の白鵬は初日と2日目に出場し、いずれも白星スタートを切っておりましたが、右ヒザの故障により4日目から休場。
結果的にこの怪我を完治させるため、手術を受け、次の5月場所の休場はほぼ当確となってしまいました^^;
それでも3月場所は白鵬にとっては復帰戦のようなもので、2日間出場したということは本人の「復帰意欲」を表したものには変わりありません。
そしてまた、休場後に本人の意志で手術をした結果、次の5月場所を休場したとしても、それは7月場所に向けての復帰を前提としたものであるということも理解することができるという判断でもあるでしょう。
ただ同じく3月場所中に引退した西の横綱鶴竜(現親方)もそうだったように、去年11月場所後には、「引退勧告」に次ぐ「注意」の決議を受けたばかりだったため、鶴竜と比較されてしまい、物議を醸すことは必至な状況でした^^;
③本人自ら7月場所で進退を懸ける覚悟
そして3つ目が、白鵬本人が7月場所で進退を懸ける覚悟だということ。
こればかりは本人の真意を聞かなければ真相はわからないところですが、白鵬が2000年に入門した角界・宮城野部屋で現在のしこ名「白鵬」が命名されたあと、本人は「大鵬さんのような力士になりたい」という思いで今まで現役を続けてきたということが背景にあるようです。
大鵬といえば昭和以降の力士の中で歴代最高の勝率・827をマークしており(872勝182敗)、現在白鵬の勝率はというと、これにわずか一厘足りない勝率・826(1170勝246敗)。
つまり単純計算でいくと、次の場所で14勝1負以上であれば最高勝率を上回るということ。
そのため、背中を追っていた大鵬を超える為にも、有終の美を持って引退したいという思いがあるのではないかともいえます。
そうした思いを汲み取るとすれば、確かに7月場所へ万全な状態で臨みたいという気持ちはあると言えるでしょう。
横綱の過去の事例

さて、このように3つの大きな理由が横綱審議委員会では挙げられましたが、過去、横綱で、「引退勧告」をされた力士はいるのでしょうか。
引退勧告とは?
そもそも「引退勧告」とは、「注意」よりも勝る横綱審議委員会の最も強い勧告であり、
横審は成績不振や休場の多い横綱に対して「激励・注意・引退勧告等」を決議できる
と内規で定めているものです。
過去は注意があったのみ
「白鵬」「鶴竜」に横審が最後通牒 ズル休みと言われてしまう美学なき横綱の胸の内
横綱審議委員会は、3場所連続休業した白鵬と鶴竜の両横綱に「注意」を決議した。横審が「注意」を決議したのは史上初。来年の初場所に出場しないと「引退勧告」になる可能性があるそうで…https://t.co/2s0HujFpkO
— デイリー新潮 (@dailyshincho) November 30, 2020
上記の決断においては、2人がともに直近12場所で8度休場したことを重く見て
「横綱の責任を十分に果たしてきたとはいえない。来場所には覚悟を決めて備えてもらいたい」
というコメントを添えた措置でした。
その為、「注意」以上の「引退勧告」まではまだ出された力士はいなかったということになります。
処遇の甘さへの批判が続出
今回それが見送られたことで、改めてその処遇が甘いのではないか、という声が出ているという状況。
ツイッター上を見渡すと、
—-
大甘裁定だな。 だったら昨年「注意」なんか出さなきゃよかったと思う。 昨年注意を出したら、今の状況なら引退勧告だと思うが。 どうせ7月場所も休場か途中休場で、九月場所に進退を懸けるというんだろうな。何…#Yahooニュースのコメント https://t.co/pKhb1M6Bpb— クロノ壱 (@chronoiti) March 29, 2021
横審は白鵬に甘すぎる。
注意じゃなくて引退勧告しろよ白鵬にものが言えない、横審ですね。
←そうですよね。
白鵬にものが言えない、横審ですよね。手術して、7月場所、堂々と出てくるのでしょうね。— wtnbbb (@nobuakiwt) March 29, 2021
このように横審の決定に批判の声が続出している状況です^^;
結果的に横綱審議委員会としては、上に挙げた3つの理由をはじめとして、
「もう1回チャンスを与えようということ」
「横綱の責任を全うすることを強く求めたい」
と最終的に締めくくり、決断の背景を明かしています。
こうした判断って非常に難しいものですよね^^;
アスリートに付きまとう年齢と怪我、として「引退」。
避けて通れない道を行く中、白鵬が今後どのような決心を持って現役を進んでいくのでしょうか。
まとめ
今回は横綱、白鵬が引退勧告を受けても引退しない理由について過去の事例を踏まえて書いて参りました。
記事の内容をまとめますと
- 歴代最多優勝回数を誇る横綱白鵬に引退勧告をしない理由としては、1つに1月場所を新型コロナウイルスに感染して休場したこと、2つ目に3月場所に2日出場し、復帰の意欲を垣間見せたこと、3つ目に本人の自らが7月場所で進退を懸ける覚悟があることである。
- 過去の横綱では「引退勧告」が出された事例はなく、去年、鶴竜と白鵬に対して「注意」が出されたのが史上初の措置となっていて、今回はその措置の継続ということになっているが、批判の声が続出している状況である。
となるかと思います。
歴代最多優勝回数を誇る、横綱白鵬。
「横綱」という立場がある以上、どうしても世間や周りから見られる目線は厳しくなるのですが、どこまで己を貫き通し、現役を全うするのか、注目ですね★
個人的には立場云々や色んな真相がくらみますが、結果はどうあれ最後まで現役を全うする姿が見て見たいものです^^
ご愛読ありがとうございましたm(__)m
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