スポンサーリンク
お疲れ様です〜トゲムーです☆
今回も引き続きドラフト特集ということで、独協大に所属する並木秀尊選手について記事にしていきます!
では早速☆
Contents
並木秀尊は50mのタイムは?
獨協大学に所属する、並木秀尊選手。
並木選手は「神速」と呼ばれることもあるほどの俊足の持ち主で、今年のドラフト候補にもあげられており、先日記事にしました中央大の五十幡亮汰選手とも比較される選手でもあります。
プロ志望届もすでに提出済みで残すはドラフト会議のみ、という状況ですが、そもそも並木選手について改めて基本情報からみていきましょう☆
並木秀尊の基本情報
身長・体重 | 170cm・70kg |
投・打 | 右投げ・右打ち |
遠投 | 105m |
50m | 5.32秒? |
甲子園成績など | 出場なし(埼玉県大会3回戦敗退) |
一言 | 神速と言われるアマチュア球界最速選手 |
並木選手は、埼玉県出身で小学2年生から野球をはじめ、中学ではそのまま軟式野球部の所属。
高校は市立かわ川口高校へ進学。
県3回戦が最高成績でその後獨協大学へ進学。
2年春からレギュラーを獲得し、3年春秋には首都大学リーグ2部にてベストナインを獲得。
この活躍もあり、2019年12月に行われた大学日本代表候補合宿に参加し、上記の通り「50m5.32秒」(手動計測)を記録すると共に紅白戦で6打数3安打も記録。
こうした活躍からプロが注目するようになり、現在プロ志望届も提出済み、という状況になります。
大学通算38試合で23盗塁を記録しています。(10/12現在)
50m走の本当のタイムは?
足の速さが上記の基本情報にもある通り、50m走は手動計測ながら、”5.32秒”。
数字だけを見れば、脚力に関しては「アマチュア球界No1」とも言える並木選手。
ちなみに他のサイトなどで見ると、並木選手の50mのタイムは”6.0秒”と出てきます。
代表候補合宿では相当な誤差があったのかわかりませんが、少なくとも6秒は切る脚力を備えた選手だということは確かでしょう☆
三塁到達タイム
次に並木選手の三塁到達タイムですが、こちらは3年時のリーグ戦で記録したものがあり、記録は「11.25秒」。
コチラがその記録を記録した動画。
2ストライクに追い込まれてから鋭いスイングでセンターオーバー、あと少しでホームランという打球を飛ばしております。
プロでも12秒を切れば速いと言われるそうですから、右打者で11秒の前半を記録する脚力は目を見張るものがあります👀
やはり50mのタイムに比例して、そのまま加速していく脚力があると言えるでしょう。
並木選手の武器は足の速さだけではない?
そんなアマチュア球界最速の呼び名もある並木選手の武器は足の速さだけなのか。
盗塁成功率100%
「足の速さは天性のもの」と言われますが、並木選手は五十幡選手のように中学時代に陸上部に所属していたわけでもなさそうですし、その足の速さはすでに十分二分に武器になっているわけです。
ただプロレベルで考えれば、走塁技術だとか、セーフティバントだとか、細かい技術がそれこそプロフェッショナルに問われるため、身体能力だけでは生きていけません。
しかし並木選手は通算23盗塁(10/12現在)を記録していますが、失敗がなんと0!という堂々たる数字。
これは素晴らしい数字でしょうし、盗塁技術が高い証の一つと言えるでしょう☆
打撃も欠点が少ない
並木選手でいうと、少しもったいないのが右打者だということ^^;
もちろんプロでも元中日の荒木選手など俊足巧打の右打者で活躍した選手は何人もいます。
身体能力は衰えがありますので、プロで長くやるためにもやはり打力という点では右打者だということも踏まえてしっかりとした技術が必要です。
その点並木選手は、9月のオープン戦でのスカウト評価でも打撃に欠点が少ない(ロッテスカウト)と称されていたり、打撃技術の向上を評価(巨人スカウト)されていたりするなど、決して打撃が穴であることを指摘されているわけではありません。
むしろ実際に大学日本代表候補合宿でも、東京六大学の並み居る投手たちから6打数の3安打を放っており、その打撃が平凡でないことを証明しております☆
コチラがその時の動画になります。50mタイム計測も合わせて最後の方見れます^^
プロ一本で行きたい大胆さ
並木選手の武器をもう一つあげるとすると「大胆さ」かもしれません。
こちらの記事の取材(獨協大・並木秀尊選手が大学で失敗なしの通算23盗塁の成功、ヤクルト・ロッテは幹部クラスが視察)に寄れば、大正大学との試合後に
「プロ一本でいきたいです。迷いはありません」
というコメントを発しており、所属する獨協大もプロ輩出選手がかつてなく、高校時代も3回戦敗退であるにも関わらず、決して周りと比較したりせずにひたすらプロを志望するその大胆、果敢な精神が見て取れます。
そんな心に惹かれたのか、並木選手が2019年に参加した大学日本代表候補合宿の参加のキッカケになったのは、獨協大の監督独協大・亀田晃広監督が「並木ならいける」とマネジャーに声をかけて候補選手(並木選手)推薦のための動画を作成したことでした。
結果的に二塁正面のゴロを内野安打にしたプレーなど足をアピールしたこの動画が選考委員の心を動かし、合宿にも呼ばれて打撃でも走塁でもアピールに成功し、一気にプロへの道が開かれたということなのです。
やはりプレーやスキル以上に、その人の思いや心、精神が人の心を動かすというのは何にも変えがたい事実であり、大事なことですよね☆
ドラフトを制するのはロッテとヤクルト?
そんな思い思いを持ってプロを目指す並木選手。
足の速さだけでも十分武器になる野球においては、選手によっては脚力だけを見てドラフト指名される可能性も十分あります。
アマチュア球界最速とも言われる並木選手は、当然ドラフト候補と言われているわけです。
実際にどの球団が指名する可能性があるのか見て行きましょう☆
ロッテやヤクルトが興味
まず並木選手に注目してる2球団はロッテとヤクルト。
各球団のスカウト評を見て行きましょう☆
ロッテ・永野スカウト部長
「福本豊さんみたいな選手になれる期待感がある。打撃フォームも欠点が少ないし、間違いなく指名はされるだろう」
ヤクルト・伊東昭光編成部長
「脚力の面では魅力的な選手。五十幡は(神宮の)人工芝、並木は土のグラウンドでのプレーという違いはあるが、2人とも非常に甲乙つけがたい」
こうしてみると、ロッテはかなり高い評価をくだしていますね、あの阪急のスピードスター、通算1065盗塁の福本豊さんの名前をあげています^^;
ヤクルトもポスト青木選手の獲得を目指すなど、外野手が補強ポイントであることが間違いないため、五十幡選手と比較して高い評価をくだしてることがわかります。
並木選手は外野手で肩も強いですので、やはり補強ポイントに外野があるところ、そして代走のスペシャリストを求めている球団にはうってつけの選手だと言えます。
他球団の評価
一方、他の球団の評価というと、以下のようになっております。
オリックス・佐藤スカウト
「足は一級品」
巨人・内田スカウト
「春先に比べるとスイングもコンパクトになってきた。盗塁も二塁までのタイムが3秒17。足が速いのが一番の魅力です」
中日・正津英志スカウト
「スタートの思い切りが良い。トップスピードに乗る速さなら五十幡を上回るかもしれない」
特に中日に関しては五十幡選手に対しても上位指名の可能性をチラつかせていますが、比較対象として並木選手にも目をつけているようですね、タイプも似ていますし。
巨人も今年は増田大選手が走塁で注目を浴びていますが、同様のタイプを欲するのか、注目が集まります。
こうしてみると各球団の戦略によって、並木選手が指名される順番が獲得の命運を握りそうですね。
ちなみに並木選手とよく比較される五十幡選手の記事はこちらからご覧ください。
→(五十幡亮汰の中学時代での陸上部での記録は?一塁到達タイムなど現役選手との足の速さを徹底考察!)
まとめ
今回も引き続きドラフト特集ということで、独協大に所属する並木秀尊選手について記事にして参りました。
記事の内容をまとめますと、
- 神速と呼ばれる独協大のドラフト候補の並木秀尊は50mは手動記録ながら”5.32秒“である。
- ドラフトを制する球団としてはヤクルトとロッテが有力だが、中日や巨人も獲得に興味を見せている状況である。
となるかと思います。
五十幡選手と比較されることの多い並木選手。
脚力に注目が集まる並木選手ですが、それだけではないものも見せており、今後に注目です☆
ご愛読ありがとうございましたm(__)m
スポンサーリンク