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お疲れ様です〜トゲムーです☆
今回も引き続きドラフト特集ということで、智弁和歌山高校の小林樹斗投手について記事にして行きます!
では早速☆
Contents
小林樹斗の読み方は?
今夏のドラフト1位候補の小林樹斗投手。
小林投手の名前は「樹斗」。
あまり聞きなれない名前ですよね^^;
小林投手の基本情報に移る前に、こちらの読み方から説明いたしましょう。
樹斗の読み方はタツト
なかなか「樹斗」という名前は聞いたことないと思いますが、読み方はズバリ「タツト」☆
タツトって僕の知り合いも含めて他の字でも聞いたことないので、珍しい名前だと思いますね。
普通に読めば、「ミキト」「ジュト」「イツト」あたりあ都度都度と思いますが、タツトなんですね〜😝
ちなみにその名前の由来については詳しいところわかっておりません。
小林樹斗の基本情報
身長・体重 | 182cm・85kg |
投・打 | 右投げ・右打ち |
球速 | MAX152km |
変化球 | スライダー・カーブ・スプリット |
一言 | 152㌔直球と130㌔前後の変化球が武器の完成度が高い本格派の投手 |
小林樹斗の経歴
小林投手は、小学2年から野球をはじめ、中学では2番手投手。
高校は名門、智弁和歌山高へ進学し、1年夏の県予選から登板も、甲子園の本大会ではベンチ外。
その後1年秋から主に先発&リリーフ投手として活躍。
2年春のセンバツでは最速147キロ叩き出し、一躍その名を全国に轟かせました🔥
しかし、この時、明石商業の来田選手にサヨナラ本塁打を浴びて逆転負けを喫し、ほろ苦い経験をしています。
そんな悔しさをバネに出場した2年夏の甲子園でも最速148キロの直球を披露。
ここでも3回戦のvs星稜戦にて、現東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸選手と投げ合い、4回途中降板にて、チームも延長14回に敗戦でした。
小林樹斗の球種
そんな甲子園では負けが先行している小林投手ですが、先ほど基本情報のところでも載せさせていただきましたが、球種は最速150キロ台の威力あるストレートを軸にスライダー、カーブ、スプリットを操ります。
特に決め球となるスライダーとスプリットは切れ味抜群で、打者を翻弄し、三振が高確率で取れます☆
ストレートの球速が速いのもありますが、スライダー、スプリットも130キロ台後半と、高校生からすると捉えるのは至難の技だと言えるでしょう。
最速152キロのストレートが際立つところありますが、実際には威力あるストレートを軸に2つの軸となるな変化球で打者を翻弄していく投球スタイルゆえ、すでに完成度が高い選手だと言えそうです。
憧れの奥川恭伸から受けた助言でさらに成長
対決した奥川恭伸からの助言
小林投手は、2年の夏の甲子園の星稜戦にリリーフとして登板し、奥川恭伸投手と投げ合うも、ここでも悔しい敗戦を喫しています。
この時、小林投手は2年生ながら先発として、3回2/3を1失点で降板。
反対に奥川投手は延長14回を投げきり、チームを勝利に結びつけたのでした。
春のセンバツ然り、小林投手が投げた試合ではチームが勝てず。
そんなこの年の11月には、国体に出場し、その年に甲子園でも対決し、東京ヤクルトスワローズにドラフト1位指名を受けた奥川投手から直接、変化球の握りや体の使い方を助言されます。
甲子園で投げ合って投手たちが先輩後輩のように助言をするのって素晴らしいですね☆
奥川恭伸は憧れの存在
そんな後輩想いの奥川投手に対して、実際にこちらのインタビューの中では、
「投げ合って見て、すごく魅力を感じるものがあったり、ああいう投手というのが自分の理想なので、今目標としている選手は奥川さんです」
このように小林投手も語っています。
プロ野球選手でもなく、自分の一つ上の選手を憧れの存在と呼ぶくらいに敬意を抱いているというのは割と珍しいタイプかなと思います^^;
そんな小林投手は果たしてその後、どのような変化があったのでしょうか。
奥川から助言を受けて成長したのは背筋力?6、7割で150キロ台のストレート
こちらが2020年の甲子園での交流試合(vs尽誠学園)での登板ですが、3回を投げて無失点3奪三振と好投★
チームは敗れたものの、コンスタントに140キロ後半を記録しながら、切れ味鋭いスライダー、スプリットを中心に組み立てて打者を翻弄しています。
さらに、どことなく奥川選手にフォームも似てきている印象すら出てきています笑
またこちらのNumberの取材に寄れば(https://number.bunshun.jp/articles/-/844772?page=3)、
巨人の岸敬祐スカウトは、
もともとスピンの効いたまっすここにテキストを入力ぐでしたが、ひと冬越えて、コロナの期間も経て、ひと回り成長したなという印象です。回転数が多く、質がいい。まっすぐで空振りを取れるというところは本当に魅力的。そこはなかなか教えられない、天性のものだと思うので。
とコメントしており、スカウト陣からの評価も上々⤴️
それに加え、大会中、小林はほぼ「6、7割」の力の入れ具合だったとコメントがあるように、なんとその力の入れ具合で150キロ前後の真っすぐを力まず投げていたということなのです!
これは実際に一冬を超えて筋力もアップし、背筋力は200超、スクワットは170キロを記録する下半身の土台の上に、奥川投手の助言があってさらに成長したことの証拠ではないでしょうか。
小林選手の成長おそるべし。。
ドラフト指名する球団は?
奥川選手の助言も受けてさらに飛躍した小林投手。
小林投手は「高卒からプロ」というのを目標にしているため、元々プロ志望意識が高く、すでにプロ志望届も提出済み。
一体どこの球団がドラフト指名するのでしょうか?
阪神や中日をはじめとする多くの球団が興味
実際にスカウトの評価としては、上々で、地元球団である阪神をはじめ、多くの球団が獲得に興味を示している状況です。
地元阪神の評価では、
和田豊球団テクニカルアドバイザー:「いいものを見たわ。三振を取りにいって取り切る。あれだけ腕を振ってコントロールがつくのは素晴らしいのひと言。球質が良く、後ろ(クローザー)の資質もある。ドラフト上位の投手だと思う」
畑山俊二統括スカウト:「全国的に見ても、年明けからすごく成長した投手の1人。短いイニングで全力でいけば、ああいったパフォーマンスを出せるという特性を見られたことは良かった」
このように阪神はかなりの高評価を下しているのではないかと思われます。
他には中日も高い評価を下しています。
米村チーフスカウト:「スター性がある。低めにコントロールされて、四球の心配がない。下半身を使えるようになれば、もっと速くなる。大学、社会人を含めても1位候補。プロでも、早く出てくると思う」
中田宗男スカウト顧問:「リリーフの方が向いているからと、今はリリーフで使っているそうだ。球質が重そうで、直球を投げるときと変化球を投げるときのフォームの見分けがつかない。ドラフト上位は間違いない。高校生としては早い段階で出てくる素材だ」
中日はドラフト上位指名の確約を示唆するコメントを出しているなど、熱心な様子です☆
ちなみに智弁和歌山といえば、現在リリーフを努めている岡田俊哉投手が中日に在籍しています。
高卒の即戦力としての獲得も
小林投手は特にリリーフ・抑えへの適性も垣間見せているため、高卒でありながら、1年目ないし、2年目には戦力になるような、「高卒の即戦力」として獲得を検討している球団も多いのが現状です。
各球団ごとのスカウトの評価は以下の通りです☆
巨人・岸スカウト:「まだまだ出ると思う。上位の可能性もあるのでは」「プロ入り1年目の後半か、2年目から戦力になりそうな印象がある。まっすぐで空振りが取れるのが魅力。」
日本ハム・林孝哉スカウト:「本塁ベース付近のボールが強い(球威がある)という特徴がある。この夏に向けて、状態がしっかり上がってきた。気持ちが入った投球で、中継ぎ、抑えタイプ。」
ホークス・永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長:「強い球が投げられて、短いイニングを力いっぱいいける。リリーフの適性を感じる。」
このように、力ある真っすぐを評価してリリーフの即戦力として興味を示していることがわかります。
また先ほど書かせていただきました通り、この1年でもまた大きな成長を見せており、今後の成長も当然見込んでの獲得という点でも魅力的な選手であることは間違いなさそうです。
まとめ
今回も引き続きドラフト特集ということで、智弁和歌山高校の小林樹斗投手について記事にして行きます!
記事の内容をまとめますと、
- 智弁和歌山高校の小林樹斗の読み方は”コバヤシタツト”である。
- 小林投手の球種としては、最速152キロのストレートを軸にスライダー、カットボール、カーブ、スプリットなど多彩である。
- 現東京ヤクルトスワローズの奥川投手からの助言によってさらに成長し、今年のドラフトでは阪神や中日などが上位指名候補に入れている状況である。
となるかと思います。
今年はコロナで活動自粛期間が長かった分、この期間に球速をアップした選手が多く、高校生でも150キロを超えてくる選手がズラズラとおり、末恐ろしい投手たちがいて楽しみではありますね☆
引き続き、ドラフト候補選手について記事にして参りたいと思います。
ご愛読ありがとうございましたm(__)m
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