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井上朋也を徹底査定!通算本塁打数・足の速さ・肩の強さ(遠投)・守備について

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お疲れ様です〜トゲムーです☆

今回も引き続きドラフト特集ということで花咲徳栄高校の井上朋也選手について書いていきたいと思います。

では早速☆

井上朋也を徹底査定

花咲徳栄高校の井上朋也選手。

高校生のなかでも2020ドラフトで一躍注目を浴びるであろう選手です。

そんな井上朋也選手を徹底査定していきたいと思いますが、まずは基本情報から。

井上朋也の基本情報

身長・体重 181cm・88kg
投・打 右投げ・右打ち
ポジション 外野手・サード(ファースト)
50m 6.1秒
遠投 100m
高校通算本塁打 50本
一言 強肩強打の高校球界屈指のスラッガー

井上という名字を聞くと、千葉ロッテマリーンズのアジャ井上選手を思い浮かべてしまうので、同じような長距離砲タイプを連想しますが、まさにそんな感じの選手です。

181cm・88kgの巨漢でもありますが、見た目はかなり引き締まった体格で肩も強く、足も速い選手です★

井上朋也の経歴

井上選手は中学時代でボーイズチームに所属し世界大会を制覇しています。

中学で通算24本塁打放つなど若干15歳ですでに器の大きさを示していました。

そんな中、高校は地元大阪を離れ、熱心に誘いのあった埼玉県の強豪・花咲徳栄高校へ進学。

1年春から試合に出場するなど大物ぶりを見せつけ4番に定着するも、一時7番降格もありながらチームを牽引する打者として活躍し、高校通算で50本塁打をマークしました。

高校通算本塁打数

肩の強さと足の速さも兼ね備える井上選手の魅力は何と言っても”長打力”

高校通算本塁打は今年コロナの影響で公式戦や練習試合が軒並み行えない中、堂々の50本をマーク。

今年のドラフト候補の中では同じ長距離砲の東海大相模・西川僚祐選手に次ぐ2位の本数かと思います。(西川選手の記事はコチラから→東海大相模の西川僚祐が退部!?高校通算ホームラン数や守備能力についても

コチラが井上選手の動画。

ヘッドを高くあげた打法からブレない軸で鋭い打球を広角に飛ばす、剛と柔を備えたような打者★

走・攻・守を備えたイメージからはソフトバンクの松田選手のようなタイプをイメージでしょうか

足の速さ・肩の強さ(遠投)・守備について

広角に打ち分けるその打棒に加え、井上選手は脚力と肩の強さも備える万能型。

足の速さ

50mは6.1秒と俊足に近いレベルで、一塁到達は4.4秒です。

身体を見ると非常に引き締まった肉体をしており、機動性を備えていることがよくわかります。

肩の強さ(遠投)

肩の強さでいうと、遠投は記録上100mです。

ですので普通に考えれば強肩であるということになります。

投手を務めることはないものの、三塁も挑戦中など、肩の強さを生かした内外野守れる選手ということになってきそうです。

プロで本格的に内野をやる場合には問題はスローイングだとか、そういった部分が大事になってくるかと思います。

守備

井上選手の本職は外野手ですが、三塁にも挑戦してる状況。

実際に広島スカウトなどが鈴木誠也選手の後釜として考えてるのか、三塁の挑戦に関して

「右の長距離打者で内野手なら、さらに評価は上がります。プロ入りを考えれば、三塁挑戦はプラスです。」

とコメントしてるなど、ポジションに関しては注目を浴びてるところです

実際に三塁守備に関して未知数でフットワークや先ほどあげたスローイングも含まれますので、判断が難しいところです。

広島の話が出たので仮の比較対象としてドラフト1位でかつて入団し、今季復活を遂げている堂林選手は、三塁が本職ですが、あるシーズンでは29失策を喫するなど、守備面では少し痛々しい一面も見せているため、あまりにも守備が気になる場合は一塁へコンバートなども考えられるでしょう

総合査定

まず1番の注目である通算50本塁打と広角に打ち分ける打棒、そして50m6.1秒を誇る俊足、そして遠投100mの強肩、かつ内野にも挑戦中という幅の効いたポジションから、総合評価はかなり高いのではないかと思われます★

では実際にプロのスカウト陣たちの評価をみていきましょう!

ドラフトを制するのは?

そんな走・攻・守三拍子兼ね備えた井上選手には多くの球団が興味を示しています。

各球団のスカウト評価

そんな中、こちらのサイト(井上朋也(花咲徳栄)ードラフト・レポート)によれば以下のような各球団の下馬評となっております。

ヤクルト・小川淳司ゼネラルマネジャー|20/8/18
 「スラッガーは少なかったが、花咲徳栄の三塁手・井上は印象に残っている。日本ハム・野村の2年後輩で、飛ばすだけでなく、柔らかさを持った右打者だと感じた」

中日・正津スカウト|20/8/10
 「ホームラン打者というよりは、前でさばくパンチショットのソフトバンク・松田タイプ。それでも、当たったらどこまでも飛ぶ。2位までには消える。(1位指名の)12人に入ってくる可能性もある

ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長兼スカウト育成部長|20/8/18
 「右で大きいのを打てるバッターは、そういない」

オリックス・牧田勝吾編成部副部長|20/6/23
 「去年と比べて、動きが変わってきました。意識して取り組んでいるなと感じます。飛距離はもちろんのこと、三塁手としても成長しています。新聞に出ていたコメントを読んでも、人間的に頼もしさを感じますね

広島・尾形佳紀スカウト|20/1/13
 「右の長距離打者で内野手なら、さらに評価は上がります。プロ入りを考えれば、三塁挑戦はプラスです。スイングが速くてパワーがあるので、インパクトが強い。ボールをつぶす力があって、他の選手とは打球音が違います引っ張るだけでなく、逆方向へも長打が打てる。球を上から叩けるスイングで、木製バットも苦にしないタイプです。三塁の守備が見てみたい。肩は強いので心配していませんが、内野手としてのスローイングや打球の処理ですね」

やはり広角(逆方向)に打てる長距離打者として期待しているスカウトが多いですね★

セ・リーグ勢が有力か?

セ・パ両リーグのスカウトから評価も上々の井上選手。

中でもやはり本職が外野手ですので、強肩強打の外野手を欲するセ・リーグ球団(巨人、中日、ヤクルト、阪神あたり)、または将来の中軸候補として長距離砲を育てるのがうまい西武やソフトバンクなども可能性があるかもしれません。

他にも広島のスカウトが三塁挑戦に関して意味深な発言をしていることから、鈴木誠也選手の後釜として獲得する可能性もあるのではないかと予想しております

まとめ

今回も引き続きドラフト特集ということで花咲徳栄高校の井上朋也選手について書いていきたいと思います。

記事の内容をまとめますと

  1. 花咲徳栄高校の井上朋也選手の通算本塁打数は50本で、50m6.1秒の脚力、そして遠投100mの肩の強さも誇り、守備では本職の外野に加え三塁にも挑戦中である。
  2. ドラフトを制する球団としては、強肩強打の外野手を補強ポイントとするセ・リーグが有力である。

となるかと思います。

今年は甲子園大会が春夏中止となったのでスラッガータイプの選手があまりいないイメージですので、その点井上選手には注目してしまいますね。

しかも走攻守揃った万能型ということで、球界を代表するような大物になって欲しいなと期待も膨らみました

ご愛読ありがとうございましたm(__)m

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