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お疲れ様です〜トゲムーです💡
今回は野球における「遠投と球速の関係」について記事にして参ります!
では早速☆
Contents
肩の強さや球速は生まれつきが大きい?
野球といえば、「投げる」「打つ」「走る」「守る」大きく4つの要素からなると言えます⚾️
国民的スポーツである野球において、いまは「二刀流」が流行りですが、二刀流でなくても「投げる」ことにおいて、いかに「速く」かつ「遠く」に投げられるかを追い求めるのは、野球人であれば誰しも願うことでしょう。
では「速く」「遠く」に投げる=「肩の強さ」や「球速」といった側面が、生まれつきや先天性のものとどれくらい関係があるのかまずは見て参ります⚾️
筋肉や骨の長さによる影響はある程度はある
よりこれは身体的側面によるもので、筋肉の繊維の特徴(速筋と遅筋の割合)や腕の長さなどは基本的に大きく変えることはできません。
その点、やはり肩の強さや球速においては、ある程度はあると言えるでしょう。
しかしそれが数値的にどう、だとか、明確な科学的根拠や分析はなかなか難しいところであるかと思います^^;
ただやはり身長などに現れるように、先天性の生まれ持ったものの影響はやはり大きいということは間違いないでしょう。
生まれつきなものはあるが、努力が重要
やはり生まれつき、先天性なものは何にしても大きいと思いますが、とはいえどんなに才能や素質があっても、それを引き出すために”努力”が必要です💡
努力を怠ればせっかくの才能や素質も台無しになりかねないですし、むしろ努力によって苦手分野を克服し、それを長所に変えることすらも可能でしょう。
プロ野球選手の中でも低身長で細身の一見するとパワーピッチャーに見えない選手が150km近い剛球を投げていることもありますし、努力次第(もちろん正しい努力)で改善される部分はあると言えるでしょう。
遠投の力と球速との関係
お次に話題にしたいのが、「遠投の力と球速の関係」。
野球はよく記録のスポーツだと言われますが、「遠投」もまさに野球選手のパラメーターとして出てくるものの1つ、よく「遠投100mの強肩」とか言ったりしますよね🤔
ただ、野球において100mも試合で投げることは、まずあり得ません。
ピッチャーであればマウンドからホームベースまでの18.44m、キャッチャーであれば2塁までの約40m、内野手であれば塁間30m前後、外野手であれば40-60mと、それぞれポジションごとに投げる距離、求められる能力が多少変わってきます。
ポジション | 頻繁に投げるおおよその距離 |
投手(ピッチャー) | 18.44m |
捕手(キャッチャー) | 役40m |
内野手 | 塁間30m前後 |
外野手 | 40-60m |
そうした時、遠投=遠くに投げる必要性も少し変わってくると思いますが、遠投の目的について考えて見ましょう💡
遠投の目的
こちらのサイト(遠投と球速の関係|-BASEBALL ONE)によれば、遠投を行うのは
体を大きく使って、ボールの重さを感じながら投げる練習を行うため
だと書かれております。
遠投はあくまで練習の1つですが、練習はやはり「目的」が大事ですよね★
なので球速や球のキレを追い求めるピッチャーの場合、遠投は果たして、その「目的」に合致するのかという話になるワケです。
遠投の力と球速の相関
とはいえ、では今度は遠投の力と球速の相関を見て参りましょう💡
例えば、超強肩と言われる選手の遠投mなのか。
選手名 | ポジション | 遠投 | 球速 |
イチロー | 外野手 | 130m | 143km(2015年) |
英智(元中日) | 外野手 | 120m | 150km |
大谷翔平 | 投手 | 120m | 165km |
イチロー選手は遠投130mで球速も140km強、元中日で爆肩だった英智選手も遠投130mで球速150kmほどでした。
対して、大谷翔平は、遠投120mで最速165km。
こちらを見ると、ある程度は遠投の距離に従って球速も比例しているとは言えるでしょう。
ただ私の経験上もそうですが、「遠投を遠くに投げられる=球速が速い」というのは必ずしもそうではなく、それは肩の比較的強い外野手にブルペンやマウンドで投げさせると意外に球が手元で失速する、というケースはよくあります。
なのでやはり、1つ重要なのは「体の使い方」ということになるでしょう💪
遠投は「遠くに投げる」ことが目的、なので、「いかに身体全体をうまく使ってボールに力を伝達できるか」ということがポイントになると思います。
一方、球速の場合は、「いかに身体全体をうまく使ってボールに力を伝達できるか」に関しては同じものの、「マウンド」という環境と、「助走がつけられない」という動作制限の2つの要素が遠投と大きく異なるということが1番の違いではないでしょうか。
遠投や球速を伸ばす方法3選
①やり投げから学ぶ身体の使い方の重要性
こちらは遠投選手権的なもの。
こちらを見ると、やり投げ選手がいかに驚異的な能力を発揮しているかがよくわかるでしょう^^;
また身体が細くて、たまにしか野球をやっていない人でも115mも投げられてしまうことから、とにかくボールをあげていればいい、というわけではないことがわかります。
遠投を伸ばすためには筋力トレーニングとともに、前述した動作の獲得が不可欠!
やり投げのような肩と肘の使い方をしながら、しっかりと身体動作ができれば誰でも遠くに投げることは可能だと言えるでしょう。
「やり投げ」といえば、ジャベリンを使って練習する山本由伸選手が有名です💡
こちらの記事も参考にどうぞ→アーム式はなぜダメ?山本由伸が肘を使わないアーム投げで成功した理由
②肩甲骨の稼働の重要性
こちらを教えてもらうことで約2週間で遠投が7-8m近くのび、90m弱だった遠投が95mを記録するようになりました。
このことからも、いかに身体を効率的に使えるかが重要かを物語っているかと思います💡
③正しいフォームで投げる重要性
球速をあげるためには遠投だけではなく、マウンド上から助走なしで投げる、すなわち通常のピッチングに必要な筋肉や、その筋肉を効率的に動かす身体動作の獲得が重要であると言えます★
効率的な身体動作はケガ予防にも役立ちますし、やはり「正しい(理想的な)フォーム」で投げることは、ケガも防ぎ、パフォーマンスも最大化するという点で非常に理に適っていると思います💡
ぜひ、自分のフォームを見直し、正しくより理想的なフォームを作って、ケガしないフォームで最高のパフォーマンスを出せるようにしたいですね😊
言葉では簡単ですが、実践が何より難しい。。
継続が鬼のように必要ですし、繰り返し確認して分析、修正する必要が多分にあるので、相当な努力は必要でしょう★
ボールの回転数への着目
こちらは方法というよりかは、新たな提案💡
また最近では球の回転などに注目が集まってきてますよね☆
打撃でいえば「打球速度」に注目が集まってきてると思いますが、やはり投手であれば球速と共に追い求めたいのが「ストレートのスピン量(球の回転数)」ではないでしょうか🤔
藤川球児選手の投げていた「火の玉ストレート」と呼ばれる剛球は見るものを虜にしましたし、「速い球」より「打たれない球」の方が当然ながら打者を打ち取る意味では目的をなしているわけです。
また最近は、球速はかるボールや回転はかる機材も最近は増えてきてますので、それを意識してもいいかもしれません。
まとめ
今回は野球における「遠投と球速の関係」について記事にして参りました。
記事の内容をまとめますと
- 肩の強さと球速は生まれつき(先天性)の要素がある程度あるため大きいと言えるが、努力次第で改善することができる。
- 遠投の力と球速はある程度比例するが、完全にそうだとは言い切れない。
- 遠投や球速をあげる方法3選としては、①身体動作の重要性、②肩甲骨の稼働が重要性、③正しいフォームの重要性である。
となるかと思います。
野球は目に見える数字に捉われてしまうところも多いので、データはもちろん重要ですが、その人の個性や調子もあるので一概に言えませんが、結局のところ必ずしも遠投ができるからと行って、球速が速いとは限らないということです。
なので大事なのは遠投に拘りすぎないことかもしれません笑
ご愛読ありがとうございましたm(__)m
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